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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「神のみぞ知るセカイ」を読んでみた

217話まで読破。単行本は全26巻全268話まで。

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舞島学園高校に通う桂木桂馬は恋愛シミュレーションゲーム、いわゆる「ギャルゲー」が好きな高校生。その腕前から「落とし神」と呼ばれる彼は、ギャルゲーの登場人物である2Dの女をこよなく愛している。

そんなある日、桂馬の元に「攻略してほしい女がいる」というメールが届く。「無理なら絶対に返信しないように」という挑発的な文面に憤慨し何も考えずに返事をした途端、彼の目の前に空から1人の少女が舞い降りる。少女の名はエルシィ。地獄からはるばるやってきた悪魔だという彼女は、桂馬に「駆け魂」の捕獲を依頼する。その方法は、取り憑かれた人間を恋に落とし心のスキマを埋めること。現実の女性とは関わり合いを持ちたくない桂馬は当然断るが、先のメールに返事をしたことで悪魔との契約が成立していること、契約は解除はできず、自分とエルシィの命がかかっていることを知ると渋々承諾する。

こうして、ギャルゲー界の「落とし神」桂木桂馬の3D女性攻略が始まった。

 

男性向けのラブコメ漫画です。個人的には名作だと思いますが知名度はそこまでのような気がします。

 

話の展開が面白いです。1つの話を読み終わると次を読みたくなる構成力がすごいと思いました。製作者の力量を感じます。

ラブコメだけれどもキャラクターの心の感情が複雑に描かれていて、現実にもあるようなことが多いように思います。その心のスキマにはいっている悪魔を取り払うために、恋愛をして落としていくのです。悪魔というのは現実にはコンプレックスだったり、劣等感だったり、世界観だったり、誰にでもあるものだと思うので、そういう面でも面白かったです。

 

主人公にたいして好感を持てました。恋愛SLGに対する知識や経験は業界のスペシャリストレベルで、ゲームメーカーが参考にするほどのようです。めんどくさがりで頭がいい。名言がこれ。

「現実(リアル)なんて、クソゲーだ」

 自分もそう思ったことはあります。

 

どんな人が描いているのだろうと作者を調べていたらこんな記事を見つけました。作者の経歴です。

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」単行本の帯に書かれた経歴

21歳・小学館新人コミック大賞入選。
22歳・挫折。
23歳・無職。
24歳・ゲーム。
25歳・ゲーム。
26歳・ひきこもりづらくなる。
27歳・再起をかけて上京。
28歳・挫折
29歳・ゲームでごまかす。
30歳・ごまかしも限界
31歳・取り返しのつかなさを知る。
32歳・ただ世界の終わりを願う。
33歳・アルバトロス連載開始。
34歳・アルバトロス連載打ち切り。
35歳・※貯金残高1万円。
35歳・神のみぞ知るセカイ連載開始。
37歳・小学館漫画賞落選。
37歳・アニメ化決定。

これだけでも読んでみたくなります。華やかな経歴よりも色んな感情を経験してきている人の方が作品に深みがあるように思います。

 

アニメ化もされているようです。時間があれば見てみたいですね。

 

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