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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「組織サバイバルの教科書 韓非子」を読んでみた

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「韓非子」とは、中国の春秋戦国時代に生き残る術を書かれたもので、国や家などを企業やスポーツチームのような引き締まった筋肉質の強い組織にしようと考えられたものだそうです。

本書ではその「韓非子」を対照的な「論語」と比較しながら、そのメリットデメリット、現代の日本企業の傾向や、そこでの企業経営や人事での生かし方、身の振り方まで解説されています。

 

比較されている「論語」は、「徳治」の考え方です。これが現代日本人の仕事観や組織感に大きく影響与えているものらしいですが、もちろん短所もあって、時代が変わるにつれて目立ってきているということです。ムラ社会的な組織になりがちだとか、お世話になった人には逆らえないとか、そういうことなどです。

対して「韓非子」は、「法治」の考え方です。情や好き嫌いではなくルールに従って物事を進めることです。本当に能力のある者が恩恵を受ける実力主義に近いと思います。こちらは性悪説です。

 

読んでみて、人にうまく動いてもらうにはどうすればいいのかなど、生きていく上で役に立つ内容だと思いました。

すぐにでも現実に応用できそうな内容だと思います。現状認識の基準になると思うので、会社を辞めるべきか悩んでいる人には判断材料にもなりますし、辞めることができない場合の対処法も載っています。

嫌な世界があるのだなと思う人もいるはずですが、自分がそういう世界にどっぷり入り込むかどうかは別にして、こういった世界があるということは知識として知っておくと便利でしょう。

組織サバイバルの教科書 韓非子