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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「世界最高の処世術 菜根譚」を読んでみた

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中国古典の「菜根譚」を現代的に解説した一冊です。

「菜根譚」とは、儒教、道教、仏教の3つを学んだ中国の昔の人が自分の人生経験を基にして、人間関係や人付き合いの知恵を書いたものです。表面的なテクニックではなくて、もっと根本の真理を考えたものなので、どんな人にでもためになると思います。人間の原理原則といったことでしょうか。著者の経験談もなども解説に入れてあるので、仕事している人向けの解説が特に充実しているように思いました。

本書を読んで印象に残ったのは、内容に「バランス」というものが何度もでてきます。「福あれば禍あり」といった言葉のように、良いことがあれば悪いことが起きるかもしれない、悪いことがあれば良いことが起きるかもしれない、といった内容が多いです。「過ぎたるは及ばざるがごとし」「人生万事塞翁が馬」というのも言葉を変えて同じことを説いています。これをわかっていれば次に起こりうることに準備ができるので、急にあたふたすることはないということでしょうか。自分自身を振り返る良いきっかけになりました。

世界最高の処世術 菜根譚