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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「マクドナルド 失敗の本質: 賞味期限切れのビジネスモデル」を読んでみた

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2011年の最高益から170億円の赤字転落した日本マクドナルドの業績不振の原因について書かれた一冊。

・米国本社からの圧力によって目先の利益を取るために低価格路線に走った結果、ブランドイメージが低下。100円マックでの居座り難民と騒がしい若者がメインの客層になり、ファミリー客が減少したとのこと。今でもそうですね。戦略は別としてですが、行き場所のない人の居場所という意味では大きな役割を果たしているようにも思います。

・鶏肉問題の不祥事の時に、年配は悲観していたが学生などの若者は大丈夫と楽観的であった、とありました。不祥事はあったけれどブランドイメージがかなりしっかりと根付いていて、それによってなんとか成り立ったということでしょうか。加えてデフレのお金を使わない社会とマッチしていたようにも思います。ですが結果的にラッキーだっただけで狙ってやったものではないので戦略としては上手くいってなかったということでしょう。やはり顧客基盤とブランド力は、いざという時に大きいですね。

・有名な藤田田氏による日本式経営だったが、原点回帰して米国式経営に戻してブランド力を高めたとありました。合わせすぎると良さがなくなるということでしょうか。アメリカっぽさが良いところなのは間違いないです。残す部分と変える部分の感覚が難しいですね。

・ビジネスモデルは、直営店の収益とFC店。FC店の3分の2は土地建物リース代ということです。ほぼ不動産リース会社にみたいなもんかなと思いましたが、やはりマクドナルドのブランドがあってこそですね。

マクドナルド 失敗の本質: 賞味期限切れのビジネスモデル