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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「思考の整理学」を読んでみた

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思考すること考えることの過程を学べる一冊。学校では教えてくれない情報の整理方法や考え方、アイデアの生み出し方などを、著者のやり方を例にして書かれている。

・グライダー人型と飛行機人間

グライダー人間はエンジンがないから自力で飛べないが、飛行機は自分で飛べる。今の学校教育はグライダー人間製造所で、自発的に動くと怒られてしまってエンジンを付けられない。わざと難しいことをさせたり、教えないというので、エンジンを導入していくべき。

・食べると頭が動かなくなる

朝飯前というのは簡単というのは意味で使われているが、実は朝が1番頭が動くからできそうにないことができるようになっている、ということ。猛獣を訓練する時は空腹の時にやるようで、満腹だと何をするかわからないらしい。そこで朝飯を抜いて朝食兼昼食にするといいそう。

・寝かせる

一晩で十分なことから、何年もかかることまでいろいろ。時間を置いて発酵させることで、不必要なものが取り除かれて大事なものだけが残る。

・見つめるナベは煮えない

一つのことだけを必死に考えるよりも、いくつかの視点を持ってやった方が良い。たまに全く関係のないと思われるところから新しいヒントや気付きが見つかることもある。

・発酵とカクテル

知識や経験の組み合わせに自分の感性が加わって新しいものが生まれる。無から有を作るというよりも思考やアイデアの組み合わせを考える。

・情報のスクラップ

自分のフィルターを通して得たものを項目別に置いておく。ある程度溜まった時にまとめてみると新たな発見がある。日頃思いついたアイデアはすぐメモしておく。

・人間にしかできないこと

頭はアイデアの工場だから余計なものはコンピュータという倉庫にしまって整理しておく。いらないものは捨てる。

・ピグマリオン効果

人と話すなら褒めてくれる人と会うようにする。批評ばかりして良いところの見る目がない人は敬遠する。そうすると思考が活発になる。

・談笑

会話をするなら専門が違う人同士で語り合うのが良い。同業者だと批判的になりがち。似たものは似たものに影響を与えることが難しい。

・2つの現実

第一次現実はリアル、第二次現実は思考の中。この二つのどちらかだけではなくリンクさせることが大事。ことわざのようにリアルに根差した思考をする。

思考の整理学 (ちくま文庫)