読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「ReLIFE」を読んでみた

f:id:Cp7N2Rdr:20161127210718p:plain

前職を三ヶ月で退職し求職中の海崎新太。元々大学受験で二浪した上大学院に進学していたため、現在27歳と若くもなく就活は難航する。いわゆるニート状態に陥っていた。これからの生活に悩む新太の前にリライフ研究所の職員を名乗る夜明了が現れる。夜明は「リライフ」、ニートを社会復帰させるとして、新太に『1年間の高校生活を送る実験』に参加することを提案する。

WEB上で154話まで読んでみた。→ReLIFE | 夜宵草 - 映画化決定!話題の人気マンガをcomico(コミコ)でタダ読み!!

人生がいくら上手くいってなかったとしても現実では待ったなしですが、作品ではリライフを通して登場人物が成長していきます。人間関係の漫画です。人間関係の暖かさがある漫画でした。

20代の悩みがうまく描かれていると思います。学生の時に規則は守りましょうと言っておきながら、社会では白を黒と言う理不尽の方がまかり通っている現実を見て悩むのも共感できます。若い人向けに描かれていますがどの年代でも共感できる部分はあると思います。

主人公は働いていないけれど大学院も出ているし実家に仕事もあってそこまで状況が悪いわけではなさそう。ですが作品の中では更生という扱いになっています。なぜ無職をしているのか途中でわかってきますが理由が重くてリアルです。人の問題に踏み込むべきかどうかなどの倫理観を考えることができます。

もう一人の主人公の女性の話も。頭が良くて仕事が速いけれど周りの気持ちがついてこない諸刃の剣なタイプ。能力のある人にしかない悩みです。過去の話の中で、有能だけど社風に合わないから辞めてもらうという会社の話がありましたが、こういう会社が現実にけっこうあると思いました。適材適所を見極めた仕事を与えればいいのに。もったいない。

いい名言がいくつかありました。貰うだけでなく与えていることも忘れずに、というのはいい言葉でした。あと、大人になるほど身を守る技術がついてくるけれど度が過ぎると面白くない人生になる、というのも良かったです。

考えてみると大人が普通にしていることで高校生ができないことって色々あるんですね。忘れていました。テストはもちろんできそうにありません。中学くらいならいけそう。

この世界にいってみたいと思ってしまいました。自分が被験者になるのも面白いけれど、リライフという会社があれば就職を検討してみたいです。見る限り定時退社は難しそうですが。