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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

歩の手筋「歩くんはどうやら後続を導くようです」

歩の手筋「歩くんはどうやら後続を導くようです」は、銀や桂など主力兵器を導いて進行方向に道を作るための一手です。

例えば(図1)の▲4六歩の一手は、3八の地点にいる銀(戦いの主力)を4七銀→5六銀と最前線へと行軍させるための準備になります。どれだけ強い戦車があっても道がないとフン詰まりになって立ち往生してしまい、相手に先制攻撃されてしまいます。この手筋を行使することで、可及的速やかに主力をフロントラインへと配置させることができます。

この(図1)では銀の道を作りましたが、仮に▲3六歩だった場合は、銀だけではなく桂馬の着地点を整備することにもなります。いくら飛び道具といえども、砲兵隊が陣地整備できないと打てないように、飛行機が滑走路がないと飛び立てないように、活用しようと思えば事前準備が必要になってきます。次に▲3七桂と設置することができれば、その気になればいつでも桂馬を発射することができる攻撃力の高い好形ができあがります。なのでしっかりとした体制の相手国であれば、射程範囲に住んでいる住民を避難させて迎撃準備を整えてくるはずですが、もしそうでない場合はやっちゃいましょう。

f:id:Cp7N2Rdr:20170417122918p:plain(図1)

もちろん振り飛車の場合も考え方は同様で、(図2)では▲6六歩と突いてあることで、7八にいる銀の右斜め前が空いていて視界が開けています。そこから斜めに斬り込んで角頭の弱点(頭が悪いわけではなく推測するにたぶん毛が薄いだけ)を狙ったり、狙う雰囲気だけを醸しだして相手の動きを観察したり動揺させたり、そういった駆け引きをすることができます。戦いは始まる前に勝敗がついているとよく言いますがまさにそれで、できるだけ銀をうろちょろさせられる道を作っていきましょう。

f:id:Cp7N2Rdr:20170417124931p:plain(図2)

このように序盤戦では、次に相手を攻めることができる良い位置に主力を移動させること、が主な展開となります。そのための手筋として「歩くんはどうやら後続を導くようです」を使ってください。

よく言われるのは、相手より先に銀を五段目に移動させることができればそれは攻めが成功した証である、ということです。先手必勝として勢いよく主力戦車である銀を進出させていき、相手の最前線を押し込めることができれば作戦成功でしょう。ですが反対に勢いが良すぎてせっかくの戦力を玉砕させることにもなりかねませんので細心のご注意を。