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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「高美濃囲い」美濃城第2形態と言えばこれ。

美濃囲いから左の金を4七の位置へ進めて発展させると、「高美濃囲い」(図1)へと進化します。形を見ての通り、囲いの高度が上がって高い美濃囲いということです。

 (図1)

左の金を4六の地点に動かしたので、斜め上からの攻撃にも対応できるようになりました。お局様のように鋭い角の視線で玉のラインを睨まれる形になったとしても、「4六の地点を金が守っている」のでいきなり崩壊することはありません。耐久性が向上しているのです。

美濃囲いと同様に横の堅さはそれなりに維持していますが、「玉頭と端がまだスカスカ」した感じがしています。これが弱点となっているので狙うならここです。人間関係では頭が薄いとか言いすぎると大変なことになりますが、これはあくまで将棋なので安心してください。

美濃囲いから高美濃囲いへの進化することは、堅さを向上させるとともに「桂馬の攻撃への活用」も視野にいれております。金が3六の地点を守っているため、3七の空間を空ければそこに桂馬を跳ねることができる(図2)のです。これで次にいつでも「桂馬さんぴょんぴょん」ができるようになります。高美濃囲いで桂馬を跳ねるかどうかはその人の好みや戦況にもよりますが、攻めたいSっ気のある人にはオススメします。

(図2)

ただし3六歩や5六歩の一手を省略している場合、4七の金が桂馬で狙われてしまう(図3)危険性があります。狙われると、金を斜めに動かされてしまうことにもなりかねません。それを嫌がる大多数の人は事前に歩を突いておく(特に3六歩の一手)と、嫌がらせを受けずに済みます。逆に嫌がらせをしたい場合は、腰の重い金を桂馬で引っ張り出してポカポカといじめてやりましょう。

(図3)

あと、美濃囲いとは違って、下段に飛車を成り込まれて銀を引っ掛けられる筋が発生しています。そのあたりは良し悪しなので、盤面全体を見て雰囲気という名の大局観でいきましょう。