読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「言の葉の庭」感想

f:id:Cp7N2Rdr:20170514121335p:plain

また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。雨の朝、静かな庭で2人は出会った。靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。

豊かな心情が情景描写とともに書かれていて想像力をかきたてます。憧れていることを見透かしているのになかなか答えてくれない年上の人、片思いの素敵さですね。それと、出来事にはそれぞれの人間関係や心情が複雑に絡み合って起こっているのだと考えさせられます。個人の思いだけでは何ともならない歯がゆさです。

映画を見てから読んでみたのですが、思ったより小説の話が長くて、映画では語られていない登場人物の背景や心の内などが、たくさん盛り込まれていました。