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Gokigen.com

伸びきった下着のゴムのように緩慢でくだらないブログ

「スカイ・クロラ」感想

スカイ・クロラ [DVD]

永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子どもたちが暮らす、もう一つの現代で、彼らは“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦っていた。戦うことで生を実感する日々を送る中、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素と基地に赴任してきたエースパイロット・函南優一が出会う。

設定の説明がなくてキャラの日常を眺めているような映画。風景や建物が実写っぽいアニメーションで実際に戦闘機に乗っているような感じでした。

不思議な感じのする抽象的な意味の含まれた作品なのかなと思います。真面目に見たら哲学的な内容で、エンタメ的にサラッと見たら味気のないような印象を受けるかと。

キャラクターがみんな無表情で目が死んでいます。音楽もほぼなし。主人公の顎ラインがぽっちゃり。丁寧に新聞を折り畳んでるシーンが印象的でした。

「明日死ぬかもしれない人間が大人になる必要があるのでしょうか」という、大人なのか子どもなのか問題を問います。

空の上で殺し合いをしなければいきてる意味を見出せない人たち、殺すか殺されないかしないと現状が変わらない絶望感。わかります。

人が変われどまた同じ日常が繰り返されていく、抜け出せない蟻地獄みたいなものですね。会社でも人が変われど同じこと繰り返していく日常と掛け合わせているのでしょうか。戦争を会社同士がやってる世界なのでそうだと思います。

ぼんやりと自分でもよくわからず起きてるのか寝てるのかわからないような感じで生きると変なこと考えずに心を制御できるのではないかみたいなことも言っています。

繰り返しの中で変化を見つけて楽しむ術を見つけましょうということでしょうか。終始、ふわっとした感じでした。